事件学
‐危険回避の社会科学‐
岡 宏信
『事件学』は[概要―核心―考証] を通して加害者/被害者になってしまう危険の認知と回避を考察するための学問です。既存の多くの学問が原因・結果の因果関係分析に始終し、危険に対応する方向性を示すことに消極的でしたが、今日の複雑な現代社会では、学問に於いても積極的に未来の危険に備える方向性が求められます。『事件学』は12の犯罪事例の反省・研究を通して多角的な思考・行動の訓練をする場を提供しています。
ISBN978-4-86299-025-9
A5判 並製 150頁
定価(本体1,800円+税)
現代図書