概要
summary
トバ・バタック人の著者が、オランダ支配下にあった1920~30年代の北スマトラで過ごした少年時代を綴る自伝である。植民地支配やキリスト教といった「近代的」要素と出会ったトバ・バタック社会は、この時期、大きな変化の過程にあった。当時のトバ・バタック社会における人びとの暮らしぶりと学校生活を生き生きと描く本書は、庶民の個人史でありながら、同時にインドネシアの近代化を理解する上での貴重な一冊となっている。
著者紹介
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訳者紹介
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池上重弘(いけがみ しげひろ)
静岡文化芸術大学文化政策学部助教授。
※発行時の奥付より
助成出版
grant
トヨタ財団出版助成金による出版
装丁
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