概要
summary
言語の構造を正確に捉える理論として発達してきた生成文法理論は、脳の機能に基づく普遍文法を志向する文法理論へと変貌し、個々の言語とは無関係な言語理論となってしまった感が否めない。言語は閉じた体系で、その解明が個々の言語の姿を明らかにすることに繋がる。脳はそれを現象化する仕組みに他ならない。本書では新たな規則化に基づき日本語の構造を論じるとともに、生成文法理論の入門用テキストとしての仕様となっている。
著者紹介
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装丁
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