ASEAN先進経済論序説

ASEAN先進経済論序説

-マレーシア先進国への道-

著|三木敏夫
定価3,143円(2,857円+税)
在庫:あり
仕様:A5判並製
ページ数:310
ISBN:4-434-04755-8(13桁:978-4-434-04755-8)
発行日:2005/02/25
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summary
   

1980年央以降、ASEAN諸国は外資主導型輸出志向工業化により、目覚しい経済発展を続けている。都市部には高層ビルが林立し、1人当たりGDPは大幅に増加、ライフ・スタイルは先進国並に近づいている。本書では、先進経済化するASEAN諸国の中で、先進国入り一番乗りが期待されるマレーシアを最新のデータと現地調査をもとに、レント・シーキングによる工業化過程とアジア通貨危機後の経済改革を明らかにした。特に、ブミプトラ政策が先進経済化していく過程でどのように変化していくのか、同政策が進出日系企業の経営活動にどのような影響を与えるか、さらに、民主化が進むASEAN諸国の開発独裁の行方を占うマレーシア型開発独裁、そしてイスラム化とブミプトラ政策の関係が考察されている。

introduction
三木敏夫(みき としお)

札幌学院大学教授、マレーシア国民大学(UKM)客員教授、北海学園大学講師(非常勤)、中小企業診断士(工鉱業)。明治大学大学院政治経済学研究科修士課程経済学専攻修了。日本貿易振興会(ジェトロ)に入会、主に経済協力事業と調査事業に従事。この間マレーシア、米国(世界銀行グループ多数国間投資保証機関)に勤務。

【主な著書】

※発行時の奥付より
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