動揺する米国覇権
-U.S.Hegemony in Turbulence-
著|松村昌廣
定価3,143円(2,857円+税)
在庫:あり
仕様:四六判上製
ページ数:308
ISBN:4-434-06936-5(13桁:978-4-434-06936-9)
発行日:2005/11/27
概要
summary
米国主導によるアフガン反テロ作戦やイラク攻撃はいったいどのような国際秩序の形成に繋がるのか。米国は世界帝国の構築を目論んでいるのか。米国にはその力があるのか。本書は、政治的には民主主義を、経済的には資本主義を徹底させたい米国の理念的志向とその実現を阻む能力上の制約、この両者の齟齬を米国の政治・軍事の中枢レベルと個別具体的な地域政策のレベルで実証的に分析する。
著者紹介
introduction
松村昌廣(まつむら まさひろ)
桃山学院大学教授。関西学院大学法学部卒業。米国オハイオ大学にてM.A.を取得、米国メリーランド大学にてPh.D.を取得(1992年)。その後、桃山学院大学社会学部専任講師、助教授、教授を経て、2002年より同大学法学部教授。この間、ハーバード大学オーリン・フェロー(国家安全保障学)、米国防大学客員研究員などを務めた。現在、国際安全保障学会理事。国家安全保障論、日米同盟、防衛産業政策を専攻。
【主な著書】
- 『日米同盟と軍事技術』(勁草書房、1999年)
- 『米国覇権と日本の選択』(勁草書房、2000年)
- 『軍事情報戦略と日米同盟』(芦書房、2004年)
- 『激動する世界、翻弄される日本』(桃山学院大学総合研究所研究叢書、2005年)
※発行時の奥付より
助成出版
grant
2005年度 桃山学院大学学術図書出版助成による出版
装丁
binding