概要
summary
ニッポンが今、混迷の時期にあるときに、われわれは何をすべきなのかについてエネルギー問題、ひいては環境問題を中心に著したものである。大正、昭和、平成に亘って技術者として、ガンに侵されている93歳の現在も、1人乗りソーラーカーを作り続け、活躍している山本悌二郎氏に焦点を当てた。それぞれの時代における彼の活躍は、空(飛行機)、海(潜水艦)、陸(ソーラーカー)とどの技術の分野においても腕を発揮してきた1人の技術者の物語で、単なる伝記ものではない。彼の技術に対する発想は、ガンや喘息を患う人間として、どうしたら良いのかということが原点である。このことからニッポンが元気になる道についてヒントが出てくる。
著者紹介
introduction
装丁
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