概要
summary
フィールドワークの枠組みだけで、一般言語学的素養しか持ち合わせない研究者がどこまで自然言語の“体系性”を浮き彫りにできるか? 本書は、系統的にはモン・クメール語派と同系とされながらも極めて豊かな動詞の形態的活用システムを持つ東部インドのムンダ語の、統辞体系の中核に位置する Grammatical Agreement の構造的機能性を、言語学的フィールドワークの基本に立ち返って明らかにする。サバイバル・ゲームにも似たフィールドワークを“生き抜く技法”も随所で紹介。
著者紹介
introduction
助成出版
grant
平成25年度日本学術振興会科学研究費補助金(研究成果公開促進費)学術図書(課題番号255070)を受けての刊行。
装丁
binding