概要
summary
2015年12月、「パリ協定」が誕生した。国連主導で進められた10年に及ぶ波瀾万丈の交渉の末、京都議定書の後継となるこの歴史的な合意が達成された背景には、米中という二つの主要大国が果たした「決定的役割」があった。著者がレジーム論を起点に、交渉現場等における政策決定者へのインタビュー等を通じて、パリ協定の背景を徹底検証した成果がこの一冊に凝縮されている。国際関係論、地球環境問題、気候変動交渉等のフィールドで様々にご活躍の読者にお薦めの一冊。
著者紹介
introduction
助成出版
grant
平成28年度東京大学学術成果刊行助成制度による助成を受けての出版。
装丁
binding