概要
summary
音響に関する入門書でもあり、40年以上ライブコンサートや音楽作品作りに関わり、現役でPAエンジニアを務める著者の経験をもとに書かれているので、PAという職業の概要を知ることもできる一冊。基本的な音の知識から、マイクのこと、ミキサーのこと、スピーカーのこと、そして舞台に関することを詳しく解説。音響の仕事に興味がある、すでに音響の職にあるがわからないことが多くある、著者の音響に対する考え方を知りたい方や、楽器演奏をする音楽家にも読んでいただきたい内容になっています。
目次
contents
- まえがき
- 目 次
第1章 PAとは
- 1-1 PAとSR
第2章 音について
- 2-1 音と心理
- 2-2 音の伝達
- 2-3 音の伝搬
- 2-4 音の三要素
- 2-5 音場
- 2-6 音響測定
- 2-7 耳の特性と音の特性
第3章 電気について
- 3-1 電圧、電流、電力
- 3-2 交流電源(AC)
- 3-3 直流電源
- 3-4 覚えておきたい用語、法則
- 3-5 覚えておきたい電子部品
第4章 入力 マイクについて
- 4-1 フレミングの法則
- 4-2 マイクの種類
- 4-3 指向性
- 4-4 特性
第5章 接続 コネクターについて
- 5-1 キャノン(XLR)コネクター
- 5-2 フォーンプラグ/ジャック
- 5-3 RCA ピンプラグ
- 5-4 変換ケーブル
- 5-5 マルチケーブル
- 5-6 SPEAKON(スピコン)
第6章 調整 ミキサーについて
- 6-1 信号の流れ
- 6-2 入力
- 6-3 調整
- 6-4 コントロール
- 6-5 出力
第7章 増幅 アンプについて
- 7-1 アンプとは
- 7-2 インピーダンスの関係
- 7-3 カタログデータを見る
第8章 出力 スピーカーについて
- 8-1 フレミングの左手の法則
- 8-2 スピーカーユニット
- 8-3 スピーカーボックス
- 8-4 ポイントソースとラインアレイ
第9章 装飾 エフェクターについて
- 9-1 空間系エフェクター
- 9-2 ダイナミクス系エフェクター
- 9-3 音質調整(イコライザー)
第10章 デジタルについて
- 10-1 量子化
- 10-2 PCM方式(パルスコードモジュレーション)
- 10-3 音声ファイル形式と圧縮
- 10-4 デジタルオーディオの伝送規格
- 10-5 PAがデジタルの導入によって変わったこと
第11章 楽器について
- 11-1 音楽の三要素
- 11-2 楽器の分類
- 11-3 オーケストラとアンサンブル
- 11-4 邦楽器
- 11-5 楽譜について
- 11-6 ライブでの楽器に対する注意
第12章 電波について
- 12-1 ワイヤレス
- 12-2 変調
- 12-3 舞台での電波使用
- 12-4 VHFとUHF
- 12-5 ラジオマイク(ワイヤレスマイク)
- 12-6 ワイヤレスマイクの仕組み
第13章 照明について
- 13-1 ホール設備照明
- 13-2 スポットの置かれている場所
第14章 舞台について
- 14-1 舞台芸術の歴史
- 14-2 劇場の種類
- 14-3 舞台の機構
- 14-4 舞台道具
- 14-5 舞台図
第15章 舞台人として
- 15-1 ホール管理について
- 15-2 安全管理に関して
- 15-3 ホールを利用する場合
- あとがき
著者・訳者紹介
introduction
装丁
binding