改訂　倉橋惣三の保育論

著｜児玉衣子

定価2,462円（2,238円＋税）

在庫:なし

仕様：A5判並製

ページ数：257

ISBN：978-4-86299-004-4

発行日：2008/05/30（改訂第1刷）

概要

倉橋惣三の保育論は、現在の本邦保育への多大な影響をいわれながら、影響の内容については定かではない。それは彼が保育を幼児の「生活」としているからだろう。生活とは実体をもつにもかかわらず意識化の難しい側面が多いからである。倉橋は幼児が保育を意識しない保育のあり方を構築したわけである。 　本書は、倉橋の保育諸論を保育の構築という観点から検討し、倉橋のいう幼児の「生活」の内容を明らかにしようとしたものである。

著者紹介

聖母女学院短期大学教授。

【主な著書】

• 『保育内容・計画総論』（共著）　樹村房　1996年（改訂版、2000年）
• 『聖書の子ども観』（単著）　青山社　2001年
• 『教育評価論の歴史と現代的課題』（単著）　晃洋書房　2002年
• 『豊かな保育をめざす教育課程・保育計画』（共著）　みらい　2003年
• 『子どもの教育と保育の原理』（共著）　建帛社　2005年
• 『キリスト教保育の50の質問』（共著）　キリスト教保育連盟　2008年

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