概要
summary
アメリカの金融市場破綻によって引き起こされた2008年の経済大変動は、金融取引に於ける情報の役割の重要性を再認識させ、金融規制や監督のあり方に人々の関心を高めたと言える。本書は主に不確実性と情報の問題に焦点を当てて、金融取引の理論を最近の金融上の諸問題―証券化と格付に於けるモラルハザードの問題、銀行の自己資本や預金保険制度の問題等―と関連付けながら、入門的なレベルで解説する。本書は今回の金融危機に関わるものを含めて、金融取引の於ける情報に関わる諸問題の理解を深めるのに有益である。
著者紹介
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