概要
summary
大気科学(気象学)は、大気力学と大気熱力学より構成され、10日以下のタイムスケールの自然大気変動を記述する学問体系であり、ほぼ厳密科学の域にまで発達している。一方、気候学は地球温暖化や古気候変動など長期の変動を扱い、温室効果気体の増加、オゾンホールの出現、地球水循環の異変、海洋運動の変動など気象学に付加的な影響が加わり未知の分部が多い。自然変動と人為変動が混在しながら進行する複雑なプロセスを理解しその予測に貢献するのが本書のねらいである。
著者紹介
introduction
助成出版
grant
平成15年度日本学術振興会科学研究費補助金(研究成果公開促進費)による出版。
装丁
binding