表象の現象学から行為の哲学へ(III)

表象の現象学から行為の哲学へ(III)

-歴史的社会の構造-

著|吉川健郎
定価2,409円(2,190円+税)
在庫:あり
仕様:四六判上製
ページ数:245
ISBN:4-434-04789-2(13桁:978-4-434-04789-3)
発行日:2004/08/11
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summary
   

表象的に世界を対象化することで世界と人間との生きた関連は大きく損なわれた。もともと自己がそこで生き死に行くべき場所であった世界は、本来対象化されることのできない場所なのだ。そこにおいて我々は行為する、行為を通して世界によって作られると共に世界を作るのである。世界は何よりも我々を行為に誘い促すことで自らを実現するのである。我々は世界に引き出され誘われながら世界の意味を実現するのである。

introduction
吉川健郎(よしかわ けんろう)

鹿児島大学名誉教授。元志学館大学教授。京都大学文学部哲学科卒。

※発行時の奥付より
binding
表象の現象学から行為の哲学へ

表象の現象学から行為の哲学へ

-現象学における弁証法的なるもの-

  • 著|吉川健郎
表象の現象学から行為の哲学へ(II)

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-記号・科学・芸術-

  • 著|吉川健郎