学校での「自殺予防教育」を探る
編著|得丸定子
定価1,310円(1,191円+税)
在庫:あり
仕様:A5判並製
ページ数:158
ISBN:978-4-86299-012-9
発行日:2009/03/31
概要
summary
本書は、学校教育で取り組める自殺予防教育について、理論と実践編から構成されている。理論編では、いのち教育、道徳教育、国語教科書の内容、SOC(センス オブ コヘレンス=首尾一貫感)の各視点から、死生観、自殺予防教育のあり方・アプローチ・方法について論述。加えて、日本では未紹介のフィンランドの自殺予防対策の全体枠を、学校教育に限らず紹介。実践編では、小・中学校における2実践を報告している。
編著者紹介
introduction
得丸定子(とくまる さだこ)
上越教育大学大学院学校教育研究科教授。学術博士。専門分野は家庭家教育・栄養学・死生学。生体内の過酸化、アポトーシス等の実験系研究から出発し、現在は死生学が研究主領域。特に、学校教育における「いのち教育」のあり方について模索中。
【主な著書】
- 『生と死のケアを考える』(共著) 法蔵館
- 『生活主体を考える』(共著) ドメス出版
- 『「いのち教育」をひもとく-日本と世界-』(編著) 現代図書
※発行時の奥付より
著者紹介
introduction
- 青島祐子(あおしま ゆうこ) 函南町立函南小学校教諭
- 岩田文昭(いわた ふみあき) 大阪教育大学社会科教育講座教授、京都大学博士(文学)
- 菊池一秀(きくち かずひで) 長岡市立東北中学校教諭
- 林泰成(はやし やすなり) 上越教育大学教授、上越教育大学附属小学校校長兼任、専門は道徳教育論
- 山田眞知子(やまだ まちこ) 浅井学園大学(北翔大学)人間福祉学部教授、法学博士(公共政策)
- 山本佳世子(やまもと かよこ) 聖トマス大学日本グリーフケア研究所研究助
※発行時の奥付より
助成出版
grant
出版は、一部、平成20年度上越教育大学学術研究成果出版助成事業の援助を受けて刊行。
装丁
binding