関野 昂 著作選1
関野 昂 哲学論集
著|関野昂
定価1,885円(1,714円+税)
在庫:あり
仕様:A5判上製
ページ数:198
ISBN:4-906666-32-9(13桁:978-4-906666-32-4)
発行日:2005/08/08
概要
summary
2003年8月に14歳と16日で自らの命を絶った中学2年生の遺稿集の第1巻。「14歳から」ではなく、「14歳までに」哲学と対峙し、格闘した軌跡を哲学論集としてまとめた。「存在」と「認識」をめぐり、「現象はそれ自体として存在し、宇宙は認識によって存在しない」という結論を見出すに至るまで、小6から中2までの2年間、著者は悪戦苦闘を続けた。「思惟すること」自体がはらむ問題と可能性を読者に突きつける。
著者紹介
introduction
関野昂(せきの たかし)
1989(平成元)年8月8日に生まれる。四歳のころより多くの物語を書き、小学校六年生からは哲学への強い関心を持つ。館林市立第五小学校から館林市立第四中学校に進み、中学一年生より生徒会本部書記、陸上部部長。中学二年生の夏、館林市中学性オーストラリア派遣団に参加。帰国後の2003(平成15)年8月24日夕刻、栃木県足利市内のJR線踏切に入り、自らの命を絶つ。享年十四歳。
※発行時の奥付より
装丁
binding
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